Hansの床ずれ

覚え書きでもあるので、長いです。
床ずれで困っている方の少しでも参考になれば‥と、
ちょっとグロテスクな写真も載せていますので、ご注意くださいませm(_ _)m



高齢による寝たきりの子も同じだと思いますが、DMも進行レベルとともに
後肢だけではなく前脚も不自由になってくるので、徐々に自力での寝返りが困難となりますが、
こうなってくると怖いのは【床ずれ】です。

なってしまうと厄介だという話は聞いていたので、我が家も早いうちからブレスエアーを使用して、
体位替えも気を付けて行ってきたつもりだったのですが‥

11月頃から時々怪しい感じが見受けられ、体位替えの間隔を少し狭めたりしてきたものの
11月の下旬頃には右側に小さめの床ずれが発症(泣
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それでも、左側に少し頑張ってもらいながら快復に向かってきてあと一息!というところまで来たら、
12月中旬には左側が限界に‥小さいとは言えない床ずれになってしまいました。
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市販薬で様子を見ても完治には難しそうだったので、12月下旬、獣医の診察を受けました。
ところが‥
いつもお世話になっている病院ではあるのですが、担当医が休診のため、この日は若い先生の受診。
ちょっと不安は過ぎったのですが、年末年始の連休もあったので診察へ。
教えられた治療をする事、数日。

うーーーーん。
快復に向かっている気がしない^^;
むしろ悪化にいくのではないか?という不安すら感じる患部。。。。
更に、年越しして三が日の間に、完全に悪化した左側‥
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年始初日の診察にすぐ連れて行き、担当医はまだお休みだったのですが、
今度はベテラン獣医を指名して診て頂きました。
説明はある程度納得するものではありましたが、教わった処置で数日様子を見るものの
何かの違和感を感じてなりません(泣
なんだろうなぁ
言葉で説明出来ないのですが、Hansから感じる快復の兆し(エネルギー)が受けられないというもの。

それから5日後くらいに、鍼治療の予約を入れていたので、今度はそこでのアドバイスを頂きました。
処置の内容的には更に納得するものだったので、ここで教わった事を実践。
ところが‥

右をかばって悪くなった左側には、そこそこ良い感触はあったのですが、
あと少し!という所まで快復してきていた右側が、悪化の道へまっしぐら(泣

快復してきていた右側が
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悪化の道を歩み始めてしまった(泣
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もーーーーーーーなんで?なんで?なんで?

床ずれ治療の説明自体は納得していましたが、ケアの何かポイントが違うのだと感じました。


そこで、年末からずっと支えてくれた友人の一言。
専門的な病院があった気がすると‥
すぐに探してみると、行けない距離ではない事が分かったので、
このときのHansには負担が大きいですが、頼みの綱。
もうここしかないと、行って来ました。
*エルファーロ動物病院です。
 床ずれに困っているお家がありましたら、丁寧に教えて下さいますので
 是非、治療を諦めずに診察に行ってみてくださいね!


処置の内容としては、鍼治療の先生が指導して下さったものが一番近かったのですが、
症状に合わせて、少しずつケアの内容が変わっていくという点がありました。
そして、その変えていくためのチェックポイントがあるという事も教わりました。
自宅でのケアが中心になるため、このポイントが分かっていないと快復が止まってしまったり
快復スピードが落ちてしまいます。

そして、処置そのものよりも重要なのは、寝ている時に患部に掛かる圧をどう受け止めるか!
という事そのものでした。


ケアのポイントを簡単にあげますと‥

ドーナツクッションなどのように患部だけを穴に納める【点】での受け止めではなく、
周囲を含めて身体全体の【平面】で受け止める事が出来るようにする寝床作りです。
Hansの場合は、ウェスト部分の厚みが他と大きく変わってしまうので、その部分の
隙間を埋めるようにしなくてはなりませんでした。
これが結構難しい^^;
でも、この【平面で受け止める寝床作り】をしなければ、どんなに処置をしていても
快復に向かう事は出来ませんでした。
これは、どの獣医さんに伺っても教えてもらえるものではなかった視点でした。

もう一つのポイントは、患部のウェット感の具合です。
主流となってきているのはラップ療法(名称は様々あります)で、人間でいうキズパワーパッドと
同じ考え方で行う療法です。
この療法では、患部を治そうとする浸出液が身体から出てくるのですが、その加減が大事です。
多く出過ぎてもダメ、少なくて乾燥気味になるのもダメ。
多すぎる時は吸収率の良いドレッシング材、少なすぎる時は浸出液を促すものを添加する必要があり、
ちょうどよくなってきた時はそれを維持出来る吸収率のドレッシング材に変えます。
これも、ここで初めて詳しく教えて頂きました。


診察時に、だいぶ融解していた大きな膿を切除してもらった左側
白っぽく見えているのは、膿ではなく腱です(泣
すぐ下は骨‥という所まで、穴が深くなっています
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右側も膿が出始めていたので、可能な限り切除してくださったのですが、
左側と違って、正常な肉と密接にくっついていたので、二日後には再び膿が出没
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全ての説明に納得がいき、ケアのポイントも踏まえての治療を始めて約2週間。
右側は自然に肉から融解してくるのを待つ事になりました。
寝床の注意点も、友人がパウダービーズクッションをプレゼントしてくれたので、
ドーナツクッション的に使用しながら、周囲の隙間を埋めるようにベッド作りをして。


快復を遅らせる大きな膿を摂ってもらった分、
穴が深かった左側はだいぶ快復してきました!
腱が見えなくなったぞ~*^_^*
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膿と正常な皮膚が全く融解していなかった右側は、膿が融解するのを待ちながら
融解してきた所から自宅で膿を切除するため、左より快復スピードがかなり遅く
膿が皮膚から融解した分、患部の大きさは広がってしまいました
でも、これは快復の課程では仕方のない事なので、まずは膿が完全に融解する事を
目標に頑張るしかありません。

膿自体は、2週間前より小さくなりました*^_^*
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治療を始めて、約3週間
左側の患部の穴も小さくなってきました~!
肉芽も進んできてくれています。もうちょっとピンク色になってくれると良いのですが‥
浸出液はまだ多少濁りが出ますが、量がほどほどになりました
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右側の膿もだいぶ減ってきましたが、残っている部分の根は深そうです^^;
でも、若干、患部の広さは小さくなってきた【気】はする‥?!
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今は昼夜問わず、2~4時間毎の体位替えをしています。
患部自体のケアは2~3回で、ドレッシング材の汚れ具合で調整しています。

子供二人以上のお母さんって、夜中の授乳とか大変だろうなって思ってきましたが
わたくし、今はその状態に近い感じです(笑
ベッドから起きてしまえば動けますが、起きるまでに意識が飛んでしまう事もあるので^^;
起きたい時間帯の前後は、アラームが何重にもなっています(爆
それでも、全く記憶がないうちに止めている事があり、予定より1時間遅れてふと目覚める事も‥
その辺りは、潜在意識的に何か察知するものがあるようです

12月に発症した後の様子から、完治するには数ヶ月掛かる事は覚悟していましたが、
1月中旬までは治療や身体の管理方法に戸惑いと不安で右往左往だった分、
精神的にきついものがありました

定期的に起きなくてはならない寝不足感や疲れからくる口内炎は次から次へ‥ですが、
今は、快復に向かうために必要なノウハウを教えて頂き、精神的部分が楽になったので
ケア自体の手間は変わらなくても、落ち着いた日々を過ごしています^-^


年越しの頃から今後の道行きが見えない不安さに加えて、
ベテランの先生に、完治は難しいかも‥と言われてしまった事も後押しして
動揺と戸惑いと、申し訳なさとで張り裂けそうでしたが

【大丈夫!治るよ!骨が見えてしまった子だって治ったという例もあるのだから】
という一言に、どれだけ助けられた事でしょう(泣

Hansが頑張ってくれているので私も応えなくては、それこそ申し訳ないですね
焦らずに、完治を目指してまいります!



車に乗る事は最低限の生活を強いられていますが、
お家周辺のお散歩はルン♪ルン♪

梅の花がきれいに咲き始めました*^_^*
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